NAKAGO中子とは

「砂型」とも呼ばれます。

中に空洞がある鋳物を製造する際、空洞にあたる部分として鋳型（主型ともいわれる外観を形作るもの）にはめ込む型です。「砂型」とも呼ばれます。特に、複雑な形状のものを鋳造する時に、使用されます。

主型と呼ばれる鋳型の中に、中子を入れ鉄を流し込むことによって形を造ります。

そして、最後に砂型を崩壊することによって複雑な形状が造られるのです。そのため、約1500℃位の高温に耐えられるよう特殊な砂を使用しており、半冷却後、ショックを与えて取り出すための工夫が幾つも重ねられています。上記のような使用用途ですので、中子1個1個はすべて消耗品です。

しかし、その精度はとても重要で、強度や耐熱性に加えて崩壊性の良さも厳しく要求されています。